実損補償型医療保険

医療保険というと入院日額タイプのものしかないと思っている
人が多いようなので、ひとつの選択肢としてご紹介しておきます。

まず、何度も言う基本ですが、

保険で補えるのはあくまでも「経済的リスク=お金」です。
つまり、極端なことを言えば、「何が起こっても経済的な不安はない」
という人であれば、別に保険に入る必要などない
ということになります。

そのように考えていくと、必要な保険というのは、ずいぶん絞られてくる
のではないでしょうか?

例えば、シングルで、配偶者も子供もなく、もし自分が亡くなっても
経済的に困る人がいなければ、高額な死亡保障は必要ありませんよね。

でも、「亡くなったらそれで終わりだけど、病気になったら困る」と
いうことで、医療保険に入っている人も多いと思います。

確かに、いざ入院、となった時に心配になるのが費用の問題ですね。
特に初めてのときや、急な入院時などは気持ちも動転し不安になってしまうでしょう。

しかし、普通は公的な健康保険(会社の健康保険や国民健康保険)に
入っているなら、それほど心配しなくても大丈夫です。
というのも、健康保険には「高額療養費制度※」というものがあるからです。
※ 参考 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm

ただ、ここで気をつけなければならないのは、この制度が対象が
「保険の対象となる医療費」だということです。
ですから、入院時の食事代や差額ベッド代、先進医療などの費用は含まれません。

ですから、こういった費用についても心配だし、できれば準備しておきたい、
という時の選択肢となるのがいわゆる民間の医療保険です。

一般的には入院時に給付金の出るタイプのものですね。

こういった入院日額タイプの医療保険から給付されるのは、入院1日につき
いくら支払われるという「入院給付金」、所定の手術をした時に支払われる
「手術給付金」、通院時に支払われる「通院給付金」そして少額の死亡保険金などです。

これらは保険会社によって多少異なりますので、自分の加入している医療保険が
どういう時にどういうお金がもらえるのか、一度確認しておきましょう。

これに対し、今回ご紹介する「実損補償型」というのは、こういった入院日額の
タイプではなく、実際にかかった費用を補償するというもので、損保系の保険会社が
扱っています。

最近では、医療技術の進歩により入院は短期化していますが、逆に最先端の技術導入に
より治療費が高額になることもあります。

その点、実費補償であれば入院日数に関係なく支払われるので、高額な先進医療による
治療を受けたような場合も安心だというわけです。

加入時に設定した保険金額の範囲内であれば、差額ベッド代や先進医療の技術料、
交通費や親族付き添い費などの入院に関わる諸雑費も支払われます。

ただし、保障期間は終身ではなく5年、10年ごとに更新します。
そのため保険料は更新時の年齢や健康状態で計算されるために、その度ごとに
高くなっていくことになります。

ただ、医療技術は日進月歩。10年も経てばいろいろ状況も変わりますので、
逆にそのほうがいいという考え方もあります。

保険会社によっては無料の医療相談のサービスをつけているところもあり、
補償自体よりも、そちらが使いたくて加入するという人もいるようです。

前にも書いたとおり、医療費に関しては公的な健康保険制度にきちんと加入
していれば、それほど心配いらないと思います。

とはいえ、、今後の公的な健康保険制度にも不安がないわけではないので、
医療保険もひとつくらいお守り代わりに入っていてもいいかもしれません。
当然、健康でないと加入しにくくなるので、加入するなら早めに検討したほうが
いいでしょう。


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